WOMEN IN LEADERSHIP 女性視点が社会をアップデートする!

渋谷アイデア会議

女性活躍推進はCSRではなくビジネスチャンス!
アップデートされる社会で企業はいかにして変われるか

「WOMEN IN LEADERSHIP 女性視点が社会をアップデートする!」
11月10日(木) 18:00-18:45
<登壇>
髙田春奈(公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ チェア)
松岡けい(DAZN Japan Investment 合同会社 バイスプレジデント コミュニケーション&PR)
佐藤夏生(EVERY DAY IS THE DAY クリエイティブディレクター / Co-CEO)
今田素子(株式会社メディアジーン代表取締役 CEO・ファウンダー)

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2015年に女性活躍推進が公布され、はや7年が経ちました。世界的に広まっている「ESG投資」においても、女性管理職の比率が重要な評価指標とされています。しかし「2022年のジェンダーギャップ指標ランキングが発表されましたが、日本は146カ国中116位と言う結果となっており、先進国で最下位です。この結果は7年間変わっていません」とDAZN Japan Investment 合同会社の松岡けいさんは伝えます。

この課題に対してどう取り組んでいけば良いのでしょうか。松岡さん、株式会社メディアジーンの今田素子さん、EVERY DAY IS THE DAYの佐藤夏生さん、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ チェアの髙田春奈さんが意見を交わしました。

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登壇者の中で唯一の男性である佐藤さんはなぜ本セッションに参加されたのでしょうか。

「この大きく不可逆的な革命に、男性である自分がどう参加すれば良いのかわからなかったからです。女性の活躍に関するテーマを“課題”と捉えると苦しくなります。だから、より社会を良くするための“可能性”と言いたいです」

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ジェンダーギャップの結果に対して、今田さんはこう指摘します。

「日本でも社会は少しずつ変わっていますが、海外のスピードには追いついていません。誰も差別したいと思っているわけではありませんが、構造としてこうなっています。ただ、少しの気づきで変わることがたくさんあると思います。働き方改革もとてつもない勢いで企業が取り組んだら、ガラッとルールが変わりました。」

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女性サッカーリーグ・WEリーグのチェアを務める高田さんは、スポーツ業界での男性の割合に疑問を抱いていると語ります。

「私がJリーグの社長をやっているとき、全58クラブある中で女性は1人でしたが、自分自身は男性の中で働くことに慣れていたので違和感はありませんでした。しかし、残り57人の男性は若い人から高齢の人、大企業から出向されている人や選手出身の人などとても多様でした。それにも関わらず、女性がそこにいない点には疑問を抱くことはありました。WEリーグのチェアになった時も、女性で、経営ができて、スポーツがわかる人となると選択肢として自分しかいなかったようなところがある。なので、WEリーグではクラブの意思決定者・指導者・審判などに女性を積極的に登用することでサッカー界を変えていこうと思っています」

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松岡さんは「組織の男女比率が半々になっている企業は多くなりましたが、管理職に限定するとやはり女性の割合が低くなる傾向にあります。リーダーシップを発揮する立場になると、自分が頑張らないと次の女性の抜擢につながらないのではというプレッシャーを抱えている女性もいます。女性自身も管理職に対して固定観念をもって萎縮しているのではないでしょうか」と指摘します。この意見に対して、高田さんはこう返しました。

「WEリーグは管理職含め、女性の方が多いです。子育てをしている方が時間の制約があるから責任のある仕事ができないと思われる方は確かに多いです。実は、上のポジションのほうが自分の使える時間が多くなります。今すぐ目の前でやらないといけない仕事よりも、未来を描いたり、人に任せてそれを確認したりする仕事が中心になるからです。管理職というポストに対する見方を変えていくことが必要かもしれません」

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また、CSRとして女性活躍推進を掲げる企業が増えてきましたが、「ビジネスプライオリティーの中で業績によって最初にカットされる部門がD&Iです。企業の中でビジネスに紐づいていないため、サステイナブルな状況ではありません」と松岡さんは指摘します。実際に企業として取り組む時にどうすればいいのでしょうか。今田さんはこう語ります。

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「ジェンダー、ジェネレーションなどの多様性がある組織のほうがパフォーマンスは高いという結果が出ています。今までは決まったことに向かって成長をしていた企業が多いですが、これからの時代は新しいものを生み出さないといけません。そんな時代に予定調和だと企業は沈んでしまいます。やはりダイバーシティがビジネスにとって重要です。女性活躍推進はもはやCSRではなくビジネスチャンスだと思います」

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