2人のミレニアル起業家が語る、泥臭くも新しい経営——片石貴展/辻愛紗子

「Gen Zとミレニアル起業家の本音」
11月10日(火) 12:30-13:30
@ONLINE

<登壇>
株式会社yutori CEO 片石貴展
株式会社arca CEO / Creative Director 辻愛紗子

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SNSが普及し、誰しもが手軽に情報を発信できるようになった現代。ひとつのバズで自身の未来が変わるこの時代を生きる、ミレニアルからZ世代の起業家はどんな経営活動を行っているのでしょうか。オンラインでD2Cブランドを展開する株式会社yutori CEOの片石貴展さんと、領域を問わず「つくる」を手がける越境クリエイター、株式会社arcaのCEO兼クリエイティブ・ディレクター辻愛沙子さんの「新しい泥臭い経営」をテーマにしたセッションです。

さっそく辻さんは、「私たち世代の起業家はキラキラ楽しているように見られがちだけれど、ものすごく泥臭いところがある」と言います。そんな彼らはどんな日々を送っているのでしょうか。

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辻さんは基本的にクライアントワークに奔走しているそう。午前中は提案の準備をして、日中は打ち合わせやプレゼン。夜は会食や番組に出演し、その後会社に戻って作業をするというものです。会社員の時は働き方改革があったのであまり仕事をがっつりできなかったけれど、会社を作ってからは好きなだけ仕事ができるので嬉しいのだとか。一方片石さんは、クライアントワークよりも採用関係で人と会うことが多いそうです。他にもファッション関係の人とMTGをすることも。

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また、お二人とも机に座って考える時間はあまりなく、常に考えていることをアウトプットのタイミングで出すという手法で提案を行なっていると語ります。365日臨戦態勢でインプットを行い、SNSジャンクと言えるくらいSNSを追いかけているところはミレニアル世代特有のスタイルかもしれません。

『やりたいことを貫くために行なっていること』というテーマでは、辻さんはメディアやSNSで自分のスタンスを明確にすることを意識していると言います。「ジェンダーや政治に関する投稿をするので、そもそも思想が違う人は私に仕事を頼まない。他を捨てる怖さではあるけど、刺さる人には刺さるからそこを目指していく」のだとか。それに付け加えて、片石さんは「自分たちがすごいということを、自分たちで語らずに他者に説明してもらうようにしている」とも言います。

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お二人に共通している点で特殊なのは、「事業のスケールや資金調達も大事だが、それは手段であって目的ではない。自身の美学を貫くことが大切」という点。若きクリエイターが作る企業の活躍から、今後も目が離せません。

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