Z世代×スマートドリンキング

渋谷アイデア会議

アイデアを試し、共創しながら実装していく。渋谷からスマートドリキングを広げていく方法とは?

Z世代×スマートドリンキング
11月12日(土) 14:00-16:30
<登壇>
大学生(実践女子大学・國學院大學・筑波大学)
スマドリ・アンバサダー

「渋谷スマートドリンキングプロジェクト」は、昨年のSIWでのトークセッションをきっかけに立ち上げられました。本年度はいくつかの関連セッションが催されるなか、「Z世代×スマートドリンキング」では、お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しむための多様なアイデアが発表されました。

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筑波大学による「アルコールとの上手な付き合い方」をテーマにした健康教室では、アルコールの基礎知識として、酔いのレベルや1日のアルコールの限度量、アルコールの有害作用などについて、学生たちが言及。また大学生が思う「異性のいい飲み方」について、アンケートを行った結果、学生の80%以上がほろ酔いを好むことや、どのような行為がアルコールハラスメントにあたるかなど、学生が知りたいお酒の飲み方にまつわる疑問にも答えました。

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発表のまとめとして「節度を守った飲酒を心がける必要があり、お酒と上手く付き合うことが大切だ」と学生が述べると、スマドリ株式会社・元田さんは、ヘルスケアプロモーションとして節度を守った飲酒をすることを若い人たちに広めていく方法について質問。学生たちは「SNSでは飲み会のコールの動画が広がっているので、飲み会自体に興味を持っている人は多い。そのことを踏まえて、同じように動画でスマートドリンキングの概念を伝えていくと良いと思う」と答えました。

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筑波大学の学生の発表に続き、國學院大學・実践女子大学・の学生たちは、それぞれ自分たちで考えたスマートドリンキングを広く普及させるための施策をプレゼンテーションを行いました。

國學院大學の学生は、「ネイルサロンと提携、認知度爆上げ大作戦!」というテーマでInstagramを活用しながら、スマドリバーの魅力をPRする来店施策をプレゼンテーション。スマドリバーではお酒を飲まない人でも”Bar”という非日常感のある空間を楽しめることなどを挙げながら、その魅力や哲学を説明。マーケティングの結果を元に”流行感度が高いZ世代の若い女性”が存在ユーザーであるとし、ネイルサロンとスマドリバーの連携を提案。「ネイルの施術には時間がかかるので、その間にお酒を提供して楽しんでもらい、その体験をInstagramを通じて発信していく」というアイデアを語りました。

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スマドリ株式会社の京谷さんは、学生たちのプレゼンテーションに対し「自分たちもスマドリのカルチャーを広げるにあたり、どうしたら顧客の生活に入っていけるかを考えている」と述べた後、「ネイルサロンは素晴らしいアイデアだと思うが、そこに行く前後で顧客の気持ちに変化はあるのか?」と質問。学生たちは「ネイルサロンに行った後はその成果で気分が高揚している人も多く、Instagramで発信したい人が多いので、スマドリバーのドリンクを提供することで双方の魅力をユーザーが発信してくれる」と述べました。

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実践女子大学の学生は「イメージカクテル」と「スマドリキッチンカー」という2つのテーマでプレゼンテーションを行いました。学生たちは、まずイメージカクテルについて、「アルコール度数、グラス、アレルギーの有無など個人の好みを事前にスマドリバーの公式LINEから伝えることができる」と説明。イメージカクテルからUGCの創出をすることで、スマドリバーの魅力をPRしていくアイデアを提案しました。

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学生たちはこのアイデアを考えた経緯として、若者のニーズやスマートドリンキングに取り組む意義などのほか、集客の方法、若者を集客できる理由などを分析。現在、若者の間で流行している“推し活”要素も反映しているとのこと。それを受けて、SIWのエグゼクティブプロデューサーでもある渋谷未来デザインの長田さんは「渋谷の多様性と“推し活”をマッチングさせて、個人が欲しいものを作り、共有できるところまで考えられている。素晴らしいアイデアなのでキャンペーンやテストマーケティングで試してみてもいいのでは」と述べました。

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一方、スマドリキッチンカーの特徴は、SNS以外の方法でスマドリバーの魅力を発信していくことが狙いのアイデア。その理由として学生たちが語ったのは、Instagramのフィードだけだと見逃される可能性が高いことや、お酒に関することは20歳未満のユーザーには表示されないということ。またマーケティングの結果、「20歳〜25歳の都内在住の女性はフェスやイベントに参加することが多く、外出先での飲酒を好むことがわかった」と述べました。

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その上で学生たちは、「スマドリキッチンカーで都内のビアガーデンやフェスに出店することで、渋谷にしかないスマドリバーの認知度を高めることができる」と述べたほか、より興味を持ってもらうために実際にスマドリバーで提供しているメニューや、フェスやビアガーデンなどそれぞれの場の需要にあわせたメニューを提供するというアイデアも提案しました。

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スマドリ株式会社の加藤さんは「今回発表してもらった分析の内容については自分たちも同じ認識がある。お酒を飲めない人も楽しめる多様な飲み方を体験してもらう場の拠点として渋谷に店舗が出来上がったが、今後はより多くの人と出会う機会が必要になると考えているので、キッチンカーはぜひ実現したい」とプレゼンテーションの内容を高く評価しました。

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続いて行われた「スマドリ・アンバサダーが考える、理想の歓迎会ドリンク」のプレゼンテーションでは、スマドリバー渋谷で日々スマドリの世界感を広めファンを増やす活動をしているスマドリ・アンバサダーが、スマドリを体現する理想の歓迎会ドリンクを開発。歓迎会でお酒を飲む人・飲まない人が分け隔てなく、一緒に楽しめるための特別なドリンクとして考案したカクテル、ビアカクテル、スパークリングの3種類を紹介しました。

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3種類のドリンクではビールの泡やカクテルの色が変化しますが、それは多くの学生たちが歓迎会は楽しいイメージを持つ一方で初対面の人と話さなければいけないという不安を抱えていることを反映してのもの。その見かけの変化が会話のきっかけになることを狙っています。

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また理想の歓迎会ドリンクが紹介されたあとは、セッションの参加者全員で乾杯セレモニーも行われ、それぞれが思う新しいドリンクカルチャーについて、議論が行われたほか、そのアイデアが短冊に書かれて紹介されました。また京谷さんは今回のセッションの感想をこう述べました。
「スマドリバーは、関わる人と共創していく場。多様な人の生の声を大切にしている。アンバサダーはいろいろな課題がある中で素晴らしいドリンクを考えてくれた。引き続き一緒にスマドリカルチャーを広げていきたい」

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またSIWエグゼクティブプロデューサーの長田は「渋谷からスマドリカルチャーを広げていきたい。学生たちの発表はそれぞれ興味深い内容だったので今後は大学間でのコラボレーションもやってほしい」と語り、最後にスマドリ株式会社の梶浦さんは今回のセッションをこう総括しました。
「スマドリバーは、1年前、やってみたいアイデア、おもしろいアイデアを実際にやってみて形になったもの。今後もどんな形であれ、今持っているアイデアを試し、そこでどんな反応があるのかを見ながら1歩ずつ積み上げていきたい。そうしていくことでスマドリカルチャーが広がり、息の長いカルチャーになっていくはず」

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お酒を取り巻く文化は、私たちの生活とは切り離せない部分もあります。それだけに自分も相手も楽しい時間を共有できるものとして付き合っていくことで、今後、誰もが楽しめるスマートドリンキングという文化として社会により定着していくはずです。

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