古くから「百薬の長」と言われ、人類に愛されてきたお酒。でも、実は日本人の44%がお酒に弱いと言われ、その影響は性別・年齢・体質などによって個人差が大きいことが分かっています。厚生労働省が適量としている1日平均の純アルコール量は男性が20gで、ビールだと中瓶1本、アルコール分7%の350mlの缶チューハイなら1本が推奨。女性の飲酒量は男性に比べて1/2~2/3程度が適当と考えられています。
また、塩分も摂りすぎは禁物。厚生労働省の1日の食塩摂取量の目標値は、成人男性で7.5g未満、成人女性では6.5g未満です。しかし私たち日本人は約10g摂取しており、なんと約80%以上の人が摂りすぎているのが現状。食塩の過剰摂取は、大きな栄養課題となっています。そんな中、うま味調味料の上手な活用は、「おいしい減塩」に役立つことが分かっており、期待が高まっています。
人生を、おいしさあふれるものにするためには、アルコールも、塩分も、適正量を意識することが大切。「うま味を活かした、塩分&アルコールひかえめの新しいおいしさ」について、そして「これからの私たちのウェルビーイング」について、一緒に考えてみませんか?