YOUは何しに就活へ

渋谷アイデア会議

ここが変だよ、就職活動!学生の声が就活の在り方を変える!?
新卒一括採用、終身雇用、年功序列……人口が増え続け、経済も成長し続ける前提でつくられてきたシステムはすでに形骸化しており、現代社会に歪みが生まれていますが、それは就職活動も同様です。
近年、オンライン面接が導入されるなど新しい選考方法も一般化する一方で、まだまだ古い慣習も残っているのが現状。このセッションでは、これから就活を迎える学生とともに「就活の未来」を考えます。

「YOUは何しに就活へ」
11月13日(日)11:00 – 12:30 @渋谷キャスト スペース

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「洋服の青山」で知られる青山商事とNewsPicks Creationsが運営する共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」は、「ビジネスウェア3.0を定義する」というコミュニティミッションを掲げ、ビジネスパーソンや学生と一緒に服装の視点から社会課題を解決するプロジェクトです。

みんながスーツを着て出勤していた高度経済成長期を「ビジネスウェア1.0」とし、CO2削減のためにクールビズなどが導入されビジネスカジュアルが一般化した時期を「ビジネスウェア2.0」。そして、コロナ禍を経て、働き方・場所が多様化した現在を「ビジネスウェア3.0」と定め、今後の「シゴト服」はどうあるべきか、を模索しています。

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一連の活動のなかで、未来のビジネスパーソンである就活生の服装の課題解決を目指す「#きがえよう就活」プロジェクトを立ち上げ、多くの学生ともコミュニケーションをつづけてきました。リクルートスーツを着て、清潔感のある黒髪で、膝丈のスカートを履き、という“就活マナー”や服装のルールには「個性が死ぬ感覚があった」「暗黙のルールを押しつけられている」といったネガティブな意見があった一方で、徐々に面接で「服装自由」を掲げる企業が増えたことで、「服装で悩むより会社選びで悩みたい」などの意見も届いたそうです。

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まさに就活は過渡期。服装自由によって「不自由」も生まれていることに着目した同社による本セッションは、これから就活を始める学生とともに「就活の課題点と解決策」を考えてくことが目的です。

参加した学生はA~Dグループの4グループに分かれて、まずは自己紹介と就活のイメージについてディスカッションをしました。その後の各グループからの発表では、就活とは「辛いもの」「ルールがあるもの」「個性ではなく学歴」などといったネガティブなイメージが多くなっていました。

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ではそのようなイメージのなかでも、もっとも変えたいこととその解決策はどんなことなのか、続いてはそれを議論していきます。各グループが付箋紙に書き込んで積極的にアイデアを出し、あっというまに制限時間を迎えます。

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最初に発表したDグループは、表向きは多様性を受け入れることになっているが、心理的に髪形や服装を自由にして就活はできない、と発表します。その上でもっと各企業が会社の雰囲気を発信してくれると学生も選びやすい、と提案。具体的には、服装自由、髪形自由の企業はそのような社員の方や制度をZ世代に適したショートムービーなどで発信することで、相互理解が深まっていくと述べました。

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Cグループは、面接の形式を変えるアイデアを出しました。面接は威圧的で双方が対等にコミュニケーションできないという課題から、もっと砕けた面接形式にした方がミスマッチも防げて、学生も本来の個性や能力を発揮できると話します。面接の一例としてイラストが描いてあり、それは面接官と学生が対面ではなく、横並びでコミュニケーションする姿でした。

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Bグループは、就活の選考方式を変えることを提案します。現在の選考は、個性や能力だけではなくて「就活能力」が必要で、そこで判断されがちだと主張します。受験も同様で、勉強ができるかできないかではなく、受験対策ができる方が有利なので、就活ももっと多角的に学生を判断する仕組みがほしいと訴えます。

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Aグループは、大学の勉強と就活がつながっていないこと、手段の目的化が起きていることを課題に挙げます。その顕著な例がインターン制度であり、本来は自分が働きたい会社を探すためにある制度が、企業が学生に対して早めにコンタクトを取る、学生も就活でインターンのエピソードを話すなどという実態になっていて、制度自体が形骸化していると指摘しました。

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イシューは各グループそれぞれ異なりますが、どれも学生主体で考えられた本質的な内容となっていることに驚かされます。このセッションで各グループから出された課題は、今後「シン・シゴト服ラボ」で実際に取り上げ、企業や学生とともに解決策を模索していきます。ワークショップを通じて、当事者の意見を聞き、実際にアクションにつなげていくことで、これからの就活にどのような変化が生まれていくのでしょうか。また今回参加した学生の皆さんは今後どのようなスタンスで就活に臨むのでしょうか。この90分間がそれそれにとって大きな変化のきっかけとなっていることが期待されます。

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