森本美紀
ナイキジャパングループ合同会社 ディレクター アジアパシフィック ソーシャル・コミュニティ・インパクト
高校を卒業後、英国に留学。英国にて開発学・国際関係学部を卒業後、ロンドン大学にて法律の修士号を取得。大学在学中にスリランカでのインターンシップを経験後、大学卒業後に国際NGOのプロジェクトマネージャーを担い、南スーダン、ヨルダン、アフガニスタン、ネパールインドにて事業を運営・管理。大手子どもの支援団体、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは子どもの権利とビジネス原則を企業に向けて推進し、「子どもの権利を尊重した広告・マーケティングガイドライン」の策定に携わり、マルチステークホルダーの事務局も務めた。NGOでの企業連携と現場経験を活かし、EYではサステナビリティコンサルタントとして海外の潮流を理解し、日本企業のサステナビリティ戦略の策定や実施をコンサルティングした。現在、ナイキにて、日本、アジア・パシフィックのコミュニティ・インパクトの戦略をリードし、地域のニーズに基づいたコミュニティとのパートナーシップを推進する。社員ボランティアを通じて社員のコミュニティ活動を促すだけでなく、ナイキのブランド力を活用し、子どもの身体活動の重要性を社会に向けて発信する役割を担う。
自身は高校時代にスパルタ部活動を経験後スポーツから遠ざかる。日本のスポーツが競争や勝ち負けではなく、個々のニーズに合わせて幸せをサポートできるようなツールになって欲しいという思いで、ナイキの子どもや女の子への遊びやスポーツの取り組みを非営利団体やコミュニティ団体と協業して推し進めている。