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グローバルでフラット…人と人が内面的に繋がれる社会へ ——「10代から見える世界」

開催: 9.21(土) 渋谷ヒカリエ 8/COURT

“多様な未来を考える12日間”「ソーシャルイノベーションウィーク渋谷」
https://social-innovation-week-shibuya.jp/2019/

DIVE DIVERSITY SESSION
「10代から見える世界」

2019年9月21日(土)18:15〜19:00
渋谷ヒカリエ 8/COURT
<登壇>
アーティスト YOSHI


YOSHIさんは、いま16歳。2019年5月、アルバム『SEX IS LIFE』をリリースしミュージシャン・デビュー。また映画『タロウのバカ』で主演を務めた新世代のアイコン的存在です。



YOSHIさんが注目を集めたのは、「ルイ・ヴィトン」のメンズアーティスティックディレクターで、自身のブランド「オフホワイト」も手がけるデザイナー、ヴァージル・アブローとの出会いから。「スケボーが好きで、(LAのスケーターブランド)バビロンのパーティに行ってみたら、ヴァージルがいた。で、僕が腰に巻くベルトをたまたま首に巻いていたら、それを彼が見て“面白いね”って。そしてヴァージルがSNSにその写真をアップしくれて、次の日にはフォロアーが1万5000人に!」。

それを機にインフルエンサーとして話題になり、ファッションブランドが広告モデルに起用。次第に多方面からオファーが来るようになったと話します。



「ジャンルを問わず、できることはすべてやろうと思っている。いまは事務所に所属しているけど、フリーの期間もあって、自分で企画書を書いて企業に持ち込んだりもした。それが自分の糧になっているかも。その時、上司的存在の人がいてたくさんダメ出しされたんだけど、そこで頑張ることができたし、人間力のようなものも育まれたと思う」

若いが、曰く精神年齢は30代。「年齢で相手を見たことはないけど、昭和を生きてきた人とのほうが、会話していてしっくりくる。僕らの世代の子にはない、欲望やロマンをもっているから。“お金稼いで、いい服着て、いい車に乗ってやろう”ではないけど、アグレッシブに生きてる。
 逆に今の子は、堂々としていない気も。やりたいことがあるのに先に考えちゃったり。僕は、遠い未来ではなく、目の前のものに集中するタイプ。大切なのは、明日死ぬとしたらいま何ができるか。もちろん長生きしたいけど(笑)」。



YOSHIさんは、いわゆる“タメ語”で話します。
「敬語も使えるけど、タメ語のほうが感情が伝わる。僕は内面から相手をリスペクトしたい。英語には敬語がないでしょ? グローバルでフラット、人と人が内面的な部分で繋がった社会のほうがクリエイティブだと思うし、僕が日本の社会をそういうふうに変えていきたい」

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