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りゅうちぇるさんなど、“THINK” を “ACTION”へと推し進めた10組を表彰 —「SHIBUYA SOCIAL ACTION AWARD」【SIW2019レポート】

開催: 9.15(日) 渋谷ヒカリエ ホールA

“多様な未来を考える12日間”「ソーシャルイノベーションウィーク渋谷」
https://social-innovation-week-shibuya.jp/2019/

SHIBUYA SOCIAL ACTION AWARD
2019年9月15日(日)19:00〜
渋谷ヒカリエ ホールA

昨年のSIW参加者の中から、その後も継続して「THINK」を「ACTION」へと推し進めた団体・個人を表彰する「SHIBUYA SOCIAL ACTION AWARD」。
今回は計10組が選出され、プレゼンターの長谷部健 渋谷区長からトロフィーが授与されました。



【受賞】ASHOKA JAPAN
昨年のSIWで「ASHOKA Innovation talk」を実施。世界有数の社会起業家支援団体として、社会が抱える課題解決に貢献。また将来を担う世代の育成、支援にも大きく寄与されました。

ASHOKA JAPANからはメッセージが寄せられました。
「everyone a changemaker. 私たちひとりひとりがチェンジメイカーになることを目指すムーブメントを、世界約40カ国で展開してきました。
これからのあたらしい時代では、得意なスキルを繰り返しているだけでは化石となってしまいます。
めまぐるしく変化する時代に乗り遅れないためには自らが進化しなければなりません。どんな革新が必要なのかを見つけ出すのは、新しいリーダーシップを発揮するチェンジメイカーたち。先端的な渋谷区で皆さんからの賛同を得て、これからもムーブメントを促進していきたいです」


【受賞】green drinks shibuya
昨年のSIWで「green drinks Shibuya」を実施。渋谷を中心にこれからの社会について考えるイベントとして、継続的にのべ1000人以上を集め、渋谷のコミュニティ活動を促進してきました。



「これからも、人と人が出会ってなにかが起きることを大切に、渋谷や社会にとっていい出会いの場になるようがんばっていきたい」


【受賞】超福祉展
昨年のSIWで「超福祉展ワークショップ」を実施。2020年に向けて、福祉に対するイメージを刷新、発信をされています。


【受賞】trialog

昨年のソーシャルイノベーションウィークシブヤで「trialog - 音と視覚のさまよえる宇宙」を実施。未来を作る三者対談をキーとするイベントとして、新しい価値観への継続した挑戦をしてきました。



「ほんとうに欲しい未来はなにか、をテーマに、二者が白黒つけるのではなく三者であたらしい答えを見つけ出すことを目指している。これからも続けていきたいと思っています」


【受賞】VEX ロボティックス
昨年のSIWで「最先端のプログラミング教材 VEX ロボティクス体験」を実施。渋谷において子供達のプログラミング・ロボティック教育の普及に貢献されました。



「VEXは次世代を担うリーダーを育成する教材。これを日本で広めていきたいという思いから、昨年のSIWの場を借りて渋谷から発信することができ、その後、今年3月には国際大会を開催できるまでに成長してきました。  まだまだ日本のこどもたちが世界に羽ばたくためにやるべきことがたくさんあります。これからもご協力をお願いします」


【受賞】BBOY TAISUKE
昨年のSIWでは「URBAN DANCE EXCHANGE」にて審査員・登壇者として参加。ブレイクダンス(ブレイキン)の普及および若年層の育成に貢献してきました。

BBOY TAISUKEさんからは、ビデオメッセージが届きました。
「これがゴールではなく、ここからがスタートだと思っています。2024年パリではブレイキンがオリンピック種目になると言われているので、それが決まったら選手兼コーチとして、日本のシーンを引っ張りながら、若手を支援していきたいです」


【受賞】ハローキティ
昨年のSIWではSDGsの発信拠点として「ハチ公前の青がえる車両リニューアル」「Hello Kitty と⼀緒にSDGsを体験しよう!」を実施。以降もSDGsの普及活動に貢献してきました。

代理として、株式会社サンリオ CMO マーケティング本部長の木村真琴さんが登壇。



「サンリオは、思いやりをもってみんな仲良く、というのが会社設立当時からのスローガン。ソーシャルグッドを常に目指している企業。ハローキティはYouTuber として、SDGsを広める活動を続けています。
 これからも渋谷、さらに世界において、サステナブルな社会の実現を支援していきたいです」


【受賞】武藤将胤
昨年のSIWでは「DIVE DIVERSITY SESSION」に登壇。難病ALSの問題解決を起点に、全ての人が自分らしく挑戦できるボーダレスな社会を創造することの発信をしてきました。



「本当に光栄です。ありがとうございます。
これからもALSという障がいを持つ立場から、イノベーションを起こし続けて、渋谷を一緒に盛り上げていきたいと思います」


【受賞】吉田拓巳
昨年のソーシャルイノベーションウィークシブヤで「Dive Diversity Session」に登壇。スマートフォンアプリで配車し目的地まで無料で乗れるサービス『nommoc (ノモック) 』を発表。移動手段の新しい価値観を提示しました。



「『nommoc』はまだ始まったばかりですが、さっそくこうして受賞の機会をいただき、ありがとうございます。これからもユーザーに新しい移動体験をしてもらえるようなサービスを引き続きつくっていきたいと思います」


【受賞】りゅうちぇる
自分らしくい続けることを大切に、常に前向きに取り組む姿勢が、渋谷区が掲げる基本構想のテーマ「ちがいを ちからに 変える街」に合致するとして、昨年のSIW内では、りゅうちぇるさんの「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト」就任が発表され、
以降も“ダイバーシティー&インクルージョン”を体現する多様性の伝道師として、自由な個性のあり方を発信し続けてきました。



「小さいときからかわいいものが大好きで、でも女の子好きという、人と違う悩みを持っていました。しかし“原宿”に出会ってから、自分の色を大切にして生きてきました。
いまではパパになって、それでもこの生き方を保つのはときどき大変ですが、皆さんの応援のおかげで続けることができています。このような賞をいただくことになり、ほんとうにうれしいです」

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