オリパラ、IR、万博、インバウンド増で、よりエンタテイメントのニーズが高まりつつある昨今。
一方で、メディアやコンテンツのデジタル化、SNSの台頭により、ユーザーの趣味嗜好が細分化し、イベント、ライブ、スポーツ、劇場ものなど一定の大型空間を必要とするものから、アニメ、ゲーム、AR、VRなど小さな空間で楽しめるものまで、しかも他業界の参入も激しく、エンタテイメントのコンテンツ、インフラはどんどん多様化。

そして、顧客層は、子供、大人、男女、LGBT、高所得者層、〇〇好きなど果てしなく、コンテンツもライト接触層、深掘り、ニッチ層などそのレイヤーはより多層化しいる。

そんな環境下でいかに、マーケットニーズに合うコンテンツを創出できるか……元来のように現状トレンド把握で「こういうのが好きなんでしょ」が成立しない時代のエンタテイメント、ユーザーの価値体験についてを考察します。

---

永谷亜矢子
東京ガールズコレクションでチーフプロデューサーや社長業を兼任。
11年吉本興業執行役員。
行政、海外事業の総合エンターテイメントプロデュース。
16年株式会社anを設立。
イベントやメディアのプロデュースやマーケティング、PRの企業コンサルを担う。