世界をちょっとSLOWに

登壇:

2019.09.19(木) 15:45〜16:30

渋谷ヒカリエ 8階 8/COURT

Learning

#DDS

#DiveDiversitySession

#NewRules

#SIW

#栗栖良依

2010年、私は骨肉腫を患い右下肢機能全廃の障害者になりました。振り返れば、それまでの私は夢の実現に向けてがむしゃらに走り続けた人生を送ってきたように思います。
右脚の障害によって走ることのできなくなってからは、ゆっくりと目の前の一歩一歩を大切に生きるようになりました。

そして今、私は「SLOW」をコンセプトに、国内外で活躍するアーティストや障害のある人たちと一緒に、多様性と調和のとれた社会の実現に向けた様々な活動を多方面で展開しています。

特に近年は、「SLOW CIRCUS PROJECT」という新たなプロジェクトを立ち上げ、シルク・ドゥ・ソレイユが世界各地のマイノリティのエンパワメントとコミュニティビルディングを目的に実施しているソーシャルサーカスを国内に普及する活動に力を注いでいます。

今回は、この「SLOW」という切り口から東京2020とその先の社会に向けて、私たちが取り組んでいることをご紹介したいと思います。



栗栖良依
「日常における非日常」をテーマに異分野・異文化の人や地域を繋げ、新しい価値を創造するプロジェクトを多方面で展開。2008年より、過疎化の進む地域で市民参加型パフォーマンス作品を制作。10年、骨肉腫をきっかけに右下肢機能全廃。障害福祉の世界と出会う。11年、「SLOW LABEL」を設立。
14年、障害者と多様な分野のプロフェッショナルによる現代アートの国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」を立ち上げ、総合ディレクターを務める。パフォーマンスプロジェクト「SLOW MOVEMENT」では、総合演出として創作の指揮をとりながら、障害のある人が芸術活動に参加するための環境整備や支援人材の育成に取り組む。
第65回横浜文化賞「文化・芸術奨励賞」受賞。東京2020総合チーム クリエイティブ・ディレクター。

| アクセス

〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 8階 8/COURT

SHARE

お気に入りに登録する