DAY4 ハイライトまとめ|誰もが主体的に生きられるまちに 価値ある学びと文化が宿る
11月9日、今日からは渋谷ヒカリエホールのメイン会場がオープン。カンファレンス、アイデアセッションやワークショップが行われ、また、展示・体験ブースも賑わいをみせました。
そして今日のSIWは「シブヤデイ」と銘打ち、まちづくり、教育、テクノロジー、スポーツ、渋谷愛…。さまざまな角度から《渋谷》をキーに議論とアイデアが交わされました。
●ストリートスポーツの才能を“一緒に”開花させていけるまち
渋谷公園通りエリアが、ストリートスポーツの若いアスリートたちを支えられるまちになっていくためのヒントを探るセッション。
いつの時代も、アスリートが渋谷に求めるものは刺激的で熱量の高いコミュニティだった、とも言えそうです。
渋谷ユナイテッド 田丸尚稔さん「子供たちが運動する場所となると体育館や校庭といった閉じられた場所。もっといろいろな人が集まって交流できるオープンな場所があった方がいい」
●ひとりひとりが自律的に学びの種を見つけ育む「未来の学校」
いま渋谷区が目指している「未来の学校」づくり。このセッションでは海外の事例も聞きながら、生成AIなどといったテクノロジーの教育現場でのあり方や、これからの時代にマッチした豊かな学び方についてなど、議論が交わされました。
渋谷区副区長 松澤香さん「ひとりひとりの生徒が人生や社会について考え、自分で課題を発見し、解決するために自律的に学んでいく“探求学習”にも力を入れていきたい」
●文化が育まれるための、まちの“余白”と“寛容性”
渋谷を成熟した国際都市にするために2018年にスタートした「渋谷計画2040」。しかしコロナ禍での社会の変化に応じて人々の行動や街への想いは大きく変化し、いま計画のアップデートが求められています。
混沌のなかから常に文化が芽吹いてきた渋谷のまちが、これからもそれを育み続けていくためには、未来に向けてどんなふうにビジョンを描き直していくべきなのでしょうか?
混沌のなかから常に文化が芽吹いてきた渋谷のまちが、これからもそれを育み続けていくためには、未来に向けてどんなふうにビジョンを描き直していくべきなのでしょうか?
パノラマティクス 齋藤精一さん「文化はまちの余白のようなところからうまれる。なんでも規律で縛るのではなく規範を育んでいけるような、寛容さをもったまちであることが大切」
ほかにも、アイデアと刺激にあふれたトークが飛び交った、SIW2023「シブヤデイ」。
ほぼすべてのトークセッションのアーカイブ動画が アーカイブページで無料公開されています。ぜひご覧になってください。