サスティナブルな都市のランドスケープ|永田暁彦/永山祐子/Tokyo Photographic Research(小山泰介/三野新)|第12回渋谷芸術祭

<登壇>永田暁彦/永山祐子/Tokyo Photographic Research(小山泰介・三野新)

永田 暁彦 / Akihiko Nagata
慶応義塾大学商学部卒業後、独立系プライベート・エクイティファンドに入社。
2008 年にユーグレナ社の取締役に就任し、未上場期より事業戦略、M&A、資金調達、資本提携、広報・IR、管理部門 を管轄。
現在は COO 兼ヘルスケアカンパニー長としてブランドの立ち上げやバイオ燃料事業や研究開発など、全ての事業執行を担当。また、日本最大級の技術系 VC「リアルテックファンド」の代表を務める。
2018年にはサイエンス&アートをテーマにした創造性拡張実験プロジェクト「Mitaxis」を始動。また、学生時代からアートコレクションを継続し、10年前から華道を嗜むなど文化への関心も高い。

永山 祐子 / Yuko Nagayama
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998−2002年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」、「丘のある家」、「ANTEPRIMA」、「カヤバ珈琲」、「SISII」、「木屋旅館」、「豊島横尾館(美術館)」、「渋谷西武AB館5F」、「女神の森セントラルガーデン(小淵沢のホール・複合施設)」など。ロレアル賞奨励賞、JCDデザイン賞奨励賞(2005)、AR Awards(UK)優秀賞(2006)「丘のある家」、ARCHITECTURAL RECORD Award, Design Vanguard(2012)、JIA新人賞(2014)「豊島横尾館」、山梨県建築文化賞、JCD Design Award銀賞(2017)、東京建築賞優秀賞(2018)「女神の森セントラルガーデン」など。現在、ドバイ国際博覧会日本館(2021)、新宿歌舞伎町の高層ビル(2022)、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」(2027)などの計画が進行中。

Tokyo Photographic Research
小山 泰介/ Taisuke Koyama
1978年生まれ。東京在住。文化庁新進芸術家海外研修制度によって2014年から2年間ロンドンで活動し、アムステルダムを経て、2017年末に帰国。生物学や自然環境について学んだ経験を背景に、実験的なアプローチによって現代の写真表現を探究している。
主な個展に『WAVES AND PARTICLES』(Metronom、モデナ、2019)、『SENSOR_CODE』(Seen Fifteen、ロンドン、2018)、『PHASE TRANS』(G/Pgallery、東京、2018)、グループ展出展多数。2018年よりTOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECTの活動をおこなっている。

Tokyo Photographic Research
三野 新/ Arata Mino
1987年福岡県生まれ。写真家・舞台作家。2013年より「恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに創作を開始。写真展示・パフォーマンス作品の発表、アーティスト・雑誌・ファッションブランド等とのコラボレーションに取り組む。2017年に舞台芸術カンパニー「ニカサン」設立。2020年「うまく落ちる練習」で第19回AAF戯曲賞特別賞を受賞した。主な作品に『Z/G』(G/P gallery、2013)、『息」をし続けている』(2019-)等。2020年よりTOKYOPHOTOGRAPHIC RESEARCHの活動に参加、音楽家の網守将平との共作『King-Richard_3.tomb』を発表した。

Tokyo Photographic Research [TPR]は、写真家の小山泰介とキュレーターの山峰潤也を中心に、写真家、アーティスト、建築家、メディアアーティスト、音楽家、デザイナー、プロデューサー、編集者など20名超が集う有機的なコレクティブ。多様な活動を展開し、2020年代を迎えた「東京」を舞台に、最先端の写真/映像表現を通じてまだ見ぬ都市と社会と人々の姿を探求し、そこから見出されたヴィジョンを未来へ受け継ぐことを目的としたアートプロジェクトに取り組む。
https://www.tokyophotographicresearch.jp/ja/

開催日 :11月12日 (木) 〜 14日 (土) 22:00〜
企画  :山峰潤也/塚田 有那
空間演出:小金沢 健人
主催  :渋谷芸術祭、SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA
特別協力:文化庁 令和2年度文化経済戦略推進事業

ファッション、映画、ストリート、音楽など、文化を原動力に駆動してきた渋谷。世界中のユースカルチャーが集まり、若者を刺激してきたこの街とここ渋谷から生まれた無数の物語は、世界に二つとない固有の現象です。2020年からその先へ続いてゆく大規模開発の中で、その姿は大きく変わりつつあります。過去をアーカイブしながら、土地に蓄積されたアセットと経験を糧に新しい文化を創り出す未来にむけて、アーティストを中心にクリエイターやプロデューサー、ビジネスパーソン、研究者、社会起業家など多様な登壇者が集まるラウンドテーブルセッションを行います。
今回、渋谷に創り出した秘密の拠点から、文化が都市における結節点となり、社会の分断を再接続していくことを、再開発が進むこの渋谷という都市の中に浸透させていくことができるのかをトピックに、未来へむけた作戦会議を行います。

山峰 潤也 / Junya Yamamine
東京アートアクセラレーション共同代表/ANB Tokyoディレクター/キュレーター。東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターにて、キュレーターとして勤務したのち現職。主な展覧会に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」、「霧の抵抗 中谷芙二子」、「恵比寿映像祭(第4回-7回)」。六本木にオープンしたANB Tokyoのディレクターとしてオープニングエキシビション「ENCOUNTERS」企画統括やテレビ朝日のアート番組「アルスくんとテクネちゃん」監修、書籍「霧の抵抗 中谷芙二子」(フィルムアート社)編、「スポーツ/アート」(森話社)共著などのほか、国内外の展覧会のキュレーション、シンポジウムの企画多数。文化庁アートプラットフォーム事業委員、Tokyo Photographic Research副代表、2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員、学習院女子大学非常勤講師など、執筆、講演、審査委員など幅広く活動。

塚田 有那 / Arina Tsukada
編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。一般社団法人Whole Universe代表理事。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。12年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。16年より、JST/RISTEX「人と情報のエコシステム」のメディア戦略を担当。近著に『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(ビー・エヌ・エヌ新社)、共著に『情報環世界 – 身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)がある。大阪芸術大学アートサイエンス学科非常勤講師。
http://boundbaw.com/

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SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 実行委員会

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