課題を見つけ、深く知り、人を巻き込み社会貢献へつなげる——田中美咲/上原大祐/神田文之

「HEROs STARTUP サミット」
11月12日(木)18:30-20:00
@SHIBUYA QWS

<登壇者>
連続社会起業家
田中美咲
パラアイスホッケー/NPO法人D-SHiPS32 船長
上原大祐
株式会社松本山雅 代表取締役社長
神田文之

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HEROs STARTUPは、アスリートやチーム・リーグ、企業・団体が行なうスポーツを活用した新規の社会貢献活動を公募し、選出した活動に対して活動奨励金を支援するプロジェクトです。
ここでは「HEROs STARTUP」にプレエントリーしたプロジェクトが取り組む社会貢献活動計画をブラッシュアップし、本エントリーに繋げる学びの場をとしてセッションを行なっていきます。

パラアイスホッケー選手でもあり、NPO法人D-SHiPS32 船長の上原大祐さん、株式会社松本山雅 代表取締役社長の神田文之さん、連続社会起業家の田中美咲をお迎えし、社会活動の経験談や、事業の展開方法や仲間の集め方などを伺いました。

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活動のきっかけを、皆さん以下のように語ります。上原さんは、アメリカへホッケー留学に行った際、看護師の方に「障害者のケアを医療方面からではなく、スポーツなどの文化方面からもサポートできればいい」という言葉を聞き、翌年にNPO法人を立ち上げたそうです。現在は、高額なスポーツ用の車椅子を子どもの成長に合わせてレンタルできるサービスや、「スナックとろみ」というとろみ食しか食べられない方や家族に向けたサービスを立ち上げています。

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また、神田さんはスポーツだけでなくホームタウン活動にも従事。スポーツの魅力はひとつの場所に集まって盛り上がることにもありますが、コロナにおいてそのような活動が難しくなってしまったため、現在は地域の中のハブとして農業やイベントなどの活動を行なっているそうです。「手作り感のある企業で、ボランティアの方の力も借りながら行なっている」のだとか。「地方都市でできることを追求したい。チームを強くすることからは目を背けずに、地域を良くするという掛け算をしていきたい」と力強く言います。

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「一般社会法人防災ガール」を立ち上げた田中さんは、サイバーエージェントに入社する年に“3.11”を経験します。新卒時は被災地にボランティアとして赴き、そこから福島に移住して防災ガールの着想を得ました。最初は3人での立ち上げでしたが、SNSなどで仲間を集めていたのだとか。
一方で上原さんは、障がいを持つ方に向けた「防災キャンプ」の計画をしていたそうです。災害に遭ったときに弱者になりやすい障がい者の方と、対処法をともに考える機会をつくる取り組みです。そして神田さんからは「災害時に使用できる多機能型のスタジアムを作りたい」という夢も。

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「まずは困っている人の課題集めから始める」と上原さん。そこから人とのつながりの中で出来ることを模索していくのだそう。より深く知ることで、そこからもっと関わりたい、行動したいという気持ちが強くなる。参加したいという人が増える。共感する人を集めていくことが大きな活動の
第一歩であり、とても大切なことであるということを実感できました。

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