デジタル事業の視点で見る、コロナ禍以降の寄付文化と社会貢献の形——笹川陽平/浪方竹葉/龍治玲奈/井上亮太郎/福島直央/伊藤麻里子

「これからの寄付と社会貢献のあり方」
11月12日(木)17:00-18:00
@オンライン配信のみ

<冒頭挨拶>
公益財団法人 日本財団 会長
笹川陽平
<登壇者>
株式会社NTTドコモ CSR部長
浪方竹葉
日本マイクロソフト株式会社 政策渉外・法務本部 社会貢献担当部長
龍治玲奈
パーソル総合研究所 シンクタンク本部 主任研究員
慶應義塾大学付属SDM研究所 研究員
井上亮太郎
LINE株式会社 公共政策室 室長
福島直央
公益財団法人日本財団 ドネーション事業部ファンドレイジングチームシニアプロジェクトコーディネーター
伊藤麻里子

東日本大震災以降、日本財団は寄付だけでなく企業、自治体、NPOなど横の連携強化に力を入れ、より広い社会貢献活動を展開しています。
新型コロナウィルス感染症もまた、人々に社会貢献について考えさせるきっかけを与えたかもしれません。このセッションでは、人々が笑顔で生活を続けるためにできるアクションについて、日本財団・伊藤麻里子さんが、NTTドコモ・浪方竹葉さん、日本マイクロソフト・龍治玲奈さん、パーソル総合研究所・井上亮太郎さん、LINE・福島直央さんの4社と議論します。

-笹川会長_ デジタル事業の視点で見る、コロナ禍以降の寄付文化と社会貢献の形——笹川陽平/浪方竹葉/龍治玲奈/井上亮太郎/福島直央/伊藤麻里子

笹川さんは40年近く日本の寄付文化の醸成に関わってきました。「人間は社会ではひとりで生きていけないから、もし自分が災害などに遭った際には誰かの助けになりたいという気持ちから、寄付をしてくださっている方が最近は多い」と語ります。また「若い人の寄付も増えてきていて素晴らしい」と感嘆の声も。

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寄付には、個人的なものと企業によるものとがありますが、その後のセッションは企業からの寄付についてを中心とした話題で進みます。
NTTドコモでは、ポイントでの寄付ができるプラットフォームや、チャリティサイトの運営を行なっており、社内でも寄付制度を取り入れています。またマイクロソフトは、コロナによる失業者を世界的に支援する活動を進めているそう。

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また、LINEは、3.11をきっかけに生まれたアプリケーションだということをご存知でしたか? そんなLINEでは、新型コロナに関する全国調査において2,500万人分ものデータが丸二日で集まったそう。加えて、スタンプによる寄付を行なうなど積極的に取り組まれています。

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パーソル井上さんは、テレワークによる幸福度について語ります。
「直接相手に『ありがとう』と感謝を伝えにくかったり、逆に労いの言葉をかけてもらいにくくなっているためか、テレワークをしている人の
他者貢献因子や他者承認因子という点で幸福度が下がっています」
このような状態を解消するような寄付や社会貢献の新たなデザインが求められるのではないでしょうか。

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マイクロソフト龍治さんは、渋谷区との活動を振り返りながら、今後の展望について「難しい境遇にいる若者たちへの寄付など、今回登壇されたみなさまとも協力して支援を行なっていければ」と言います。
企業としても個人としても、こうした社会支援へのチャレンジがより多くの皆さんにとって自分ごとになるような文化が育まれていくことを願うばかりです。

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