<日時> 11月12日(木) – 14日(土) 22:00-24:00(予定)
<会場> オンライン配信のみ
登録いただくと各セッションのアーカイブ配信を無料でご覧いただけます
(一部コンテンツを除く)
【11月12日(木)22:00-】
ラウンドテーブル #01:サスティナブルな都市のランドスケープ
都市は人間中心的に発達する。経済活動や消費行動を促進する機能を拡張させながら都市は増殖していく。ただその一方で、人間も生き物であり、自身の中に自然を内在している。人新世という言葉とともに進歩主義批判が叫ばれるようになった今日、人間と都市、そして環境についての再考が促されている。この視点に立脚した、都市像と新たなランドスケープに向けて議論を行う。
<SPEAKER>
永田暁彦/永山祐子/Tokyo Photographic Research(小山泰介・三野 新)
Moderator:山峰潤也
【11月13日(金)22:00-】
ラウンドテーブル #02:シェルターとしてのカルチャー
ユースカルチャーの発信地であり、家庭やコミュニティに居場所を失った若者の居場所となっていた渋谷。そこで作られる集団は、相互に寄り合いながら自分たちのテリトリーを作り上げる。それは一つのシェルターとして機能していたのではないだろうか。そうした彼らが作り出したカルチャーを再考しながら、これからの都市の中でのシェルターの役割とアートの関わりを考察する。
<SPEAKER>
市原佐都子/工藤瑞穂/相馬千秋
Moderator:塚田有那/山峰潤也
【11月14日(土)22:00-】
ラウンドテーブル #03:空地とストリートを巡って
これまで/これからの都市とストリート、空地を軸に議論する。都市の新陳代謝の中で生まれる空地と、ユースカルチャーが発達した路上、そこから生まれてきたカルチャーがある。そこでは、表現者たちが交差しながら、自身のアートワークを示しある。こうした芳醇な余白。その価値を踏まえて、これからの空地、そしてストリートを検証する。
<SPEAKER>
小金沢健人/SIDE CORE(松下 徹)/寺井元一
Moderator:塚田有那/山峰潤也
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渋谷芸術祭 Culture Connect_3 文化と未来がつながる
ファッション、映画、ストリート、音楽など、文化を原動力に駆動してきた渋谷。世界中のユースカルチャーが集まり、若者を刺激してきたこの街とここ渋谷から生まれた無数の物語は、世界に二つとない固有の現象です。
2020年からその先へ続いてゆく大規模開発の中で、その姿は大きく変わりつつあります。過去をアーカイブしながら、土地に蓄積されたアセットと経験を糧に新しい文化を創り出す未来にむけて、アーティストを中心にクリエイターやプロデューサー、ビジネスパーソン、研究者、社会起業家など多様な登壇者が集まるラウンドテーブルセッションを行います。
今回、渋谷に創り出した秘密の拠点から、文化が都市における結節点となり、社会の分断を再接続していくことを、再開発が進むこの渋谷という都市の中に浸透させていくことができるのかをトピックに、未来へむけた作戦会議を行います。
第12回渋谷芸術祭
http://shibuyaartscramble.tokyo